111.甘いものが好きな方でもお腹痩せを叶えるコツ
こんにちは。
自由が丘、世田谷を中心に活動している50代60代女性専門トレーナーの片山ちひろです。
ライザップさんが業績を下方修正したとニュースが出ていました。
ライザップのお蔭で「パーソナルトレーニング」というものが一般的に認知されるようになったのかと思います。
やはりトレーニングを始めようと思っても
自分一人では正しいフォームや正しいトレーニング方法など分からないし
一人一人に合ったものとなるとパーソナルトレーニングの役割は大きいですよね。
何より一度聞いたら頭から離れないあの音楽とビフォーアフターの衝撃的な映像、
「やれば変われるんだ」と励みにもなりますよね。
さて、ライザップさんはもちろんトレーニングだけでなく
糖質カットの厳しい食事管理が売りで、こちらもライザップさんのせいか?糖質を抜けば痩せる
というような考えが世の中に広まったような気がします。
2か月とか3か月とか通ってライザップを辞めた後もみなさん糖質抜いているのかしら?
糖質は水分をため込むので、糖質を抜くと体内の水分も抜けるので
1週間ほどで体重は2キロ近くは落ちるんです。
しかし、それは体内の水分が抜けただけなので、脂肪が減ったわけではないことを一応お伝えしておきますね。
でも、その一気に落ちた体重の数値を見ると
「痩せたーやはり糖質抜くと痩せるんだ」と勘違いされ
そのまま糖質は敵だとばかりに、糖質をカットされる方も多いです。
エネルギーを作る3大栄養素の「糖質」「たんぱく質」「脂質」はどれも大切ですし
脳を働かすにはぶどう糖は必要になるので長期間糖質カットは危険だと思いますよ。
さてさて、
身体づくりにはトレーニングと並行して生活習慣の改善も大切なことですが
「糖質NG」「お菓子NG」「お酒NG」という生活を一生続けることが出来ますか?
私は甘いモノもお酒も「心の栄養」だと思ってます(笑)
ただ、健康の為にもお腹痩せの為にも上手に付き合っていきたいものですね。
心の栄養との上手な付き合い方
①食べる頻度・飲む頻度
毎食後デザートとして甘いものを食べていらっしゃる方は
まずお昼ご飯のあとだけにするなど食べる回数を減らしてみるのもいいですね。
毎晩お酒を飲まれている方は毎日を週に3回などに減らしてみましょう。
毎晩のお酒の量を半分に減らして毎日飲まれるよりも
量を減らさなくても頻度を減らす方が体づくりにいいことがわかっています。
お酒を飲むと脂肪燃焼や筋肉合成がストップしてしまうからです。
どうしても夜食べたくなってしまったら、足踏みや簡単なスクワットや腕立て伏せをその場でやるのも一つの手です。
トレーニングをするとホルモンの関係で食欲がおさまります。
②質を変えてみる
普段手軽に変えるスーパーやコンビニのお菓子を食べられている方は
有名パティシエのケーキなどに変えてみるのもお薦めです。
お値段も質もいいものですので1個食べれば十分となります。
また、アイスを食べられている方は
ヨーグルトに変えることができるようだったらヨーグルトに変えてみます。
脂肪分0のオイコスなどは濃厚でたんぱく質も豊富なのでお薦めです。
③食べるタイミングを考える
甘いモノを食べても脂肪になりにくいタイミングがあります。
トレーニング後です。
糖分をとるとインスリンが出てその過剰なインスリンは脂肪蓄積の原因となるのですが
糖質をとっても、トレーニング後でしたら筋肉の合成にインスリンが使われるからです。
もしどうしてもスイーツやお菓子が食べたくなったら
トレーニング後に食べればいいかと思います。
が、①で書いたようにトレーニング後は食べたくなくなっているかもしれませんね。
④きちんと食事を摂ってみる
糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をきちんと含んだ
食事をしっかりと摂ります。
そうするとそれほど甘いモノへの欲求はなくなりますし、
少しの量で満足出来るようになります。
⑤食事の回数を考える
食事と食事の間の時間が空きすぎてしまうと
手っ取り早く血糖値を上げるパンやお菓子などに手が伸びがちです。
食事の回数を3回でなく出来れば4回や5回と小分けにすることで
④と同じく嗜好品への欲求が少なくなります。
などなど少しだけご説明しましたが
一生お酒やスイーツを断つのではなく
上手な付き合い方を身につけて
心と体のバランスをとっていきたいものですね。