57.お腹ぽっこりは筋肉の衰えの合図かもしれません
こんにちは。
渋谷、自由が丘を中心に活動している
トレーナーの片山ちひろです。
若い女性の間では「腹筋女子」という言葉が広まり
綺麗なくびれと縦に3本線が入った腹筋づくりの為にトレーニングするのが
流行っているそうです。
年齢を重ねてもぺったんこなお腹はいくつになっても欲しいものですね。
体は細くてもお腹だけポッコリ
しかし、年齢を重ねると体は細くてもお腹だけポッコリしてくる方が増えてきます。
お腹に合わすとズボンはウエストと太ももは緩くなる、
ウエストに合わすとお腹がきつくてズボンは入らない、
というお声よく聞きます。
一体なぜだと思いますか?
それはズバリ インナーマッスルの衰えと骨盤の歪みが原因です!
お腹の筋肉が衰えているということですね。
筋肉は使わないでいるとどんどん衰えていきます。
特に運動不足で衰えていきやすいのは腹筋とも言われています。
腹筋は、カラダ全体を支える体幹としての働きや
カラダを曲げたりねじったりする働きがあります。
特にデスクワークの方や自宅内で多くの時間を過ごす主婦の方などは
腹筋を使う機会がない為、どんどん衰えていくのです。
そして弱まると内臓などが入っている腹腔という袋が
中に入っている内臓の重さに耐えられなく
どんどん膨らんでくるという訳です。
ちなみに背中側には背骨があるので、腹腔が膨らんでもそれほど後ろに膨らむことはありませんが
お腹には骨がないのでどんどん前にでっぱっていくのです。
そして、もう一つは骨盤の歪み。
年齢を重ねると骨盤は後ろに倒れがち。
それによって骨盤が広がり、同じく腹腔を支えられなくなるのです。
お腹をへこませる方法は?
インナーマッスルと呼ばれるお腹周りの筋肉を鍛えます。
ご自宅でもいつでも簡単にインナーマッスルを鍛える方法としては
大きく息を吐きながら、お腹をへこませるドローインがお手軽に出来ると思います。
少し前に流行った「ロングブレスダイエット」これはこのドローインを利用したものなので
今でも大きく息を吐きながらお腹をへこませて、その状態で腹式呼吸を駆使返すのがポイントです。
初めはこれだけでも辛いと思うので朝晩2回ずつから始めてみてはいかがでしょう?
私は歯を磨きに洗面台の前に立った時にやるようにしていました。
段々慣れてきたら踵をつけてつま先を開き、
そして両手を伸ばして頭の上で右手と左手を重ね、ドローインをしていきます。
この姿勢は「ストレッチ、体を支えるインナーマッスルと鍛える、骨盤の歪みを治す姿勢矯正」になりますので
もし、お腹ぽっこりが気になられている方は是非お試ししてみてくださいね。