128.自由が丘も忘年会シーズン突入。炭水化物は抜くより選ぶ上手な摂取の仕方。
こんにちは。
自由が丘、世田谷を中心に活動している50代女性専門パーソナルトレーナーの片山です。
忘年会シーズンに突入したようで
自由が丘も駅前は待ち合わせをしている人が多く
また、スタバなども待ち合わせなのか二次会なのか
いつもより人が多く席が埋まっていて座れません(泣)
お客様によく聞かれる質問として
「炭水化物は食べない方がいいですか?」と聞かれます。
どうしてもライザッ○や様々な著書の影響で
「炭水化物は悪だ」と思っている人が増えているようです。
炭水化物を控えると体重が落ちる理由
まず炭水化物は「糖質+食物繊維」の組み合わせで、この糖質を控えると確かに体重は落ちます。
糖質は体内で水分をため込む作用があるので
その糖質が入ってこないと水分が体の外に出るのでその分体重が落ちるわけです。
減ったのは「脂肪」ではなくて「水分」です。
そして糖質が入ってこないと、筋肉を削って糖新生してより筋肉の少ない代謝の悪い
リバウンドしやすい体になってしまいますし、
脳はぶどう糖を唯一のエネルギーとするので
健康な体を維持する為には糖質は絶対必要です。
(これについてはまだ研究も浅く様々な見解が出ていますが私は脳のはぶどう糖は必要という見解を信じています)
糖質との上手なつきあい方
かといって「糖質は必要だ、よーしケーキを食べよう!豆大福を食べよう!菓子パンを食べよう!」
と炭水化物を一気に食べると、、一気に血糖値が上がりそれを下げようとして
大量のインスリンが出ます。
このインスリンが脂肪を合成してしまうので太る、脂肪が蓄えやすくなります。
一気に上がって一気に下がるこの血糖値の乱気流が起きると
またすぐにお腹がすいて血糖値を上げたくなってしまうのです。
つまり、また食べたくなるという訳ですね。
そこで、引き締まった体づくりの為には「上手に糖質と付き合っていく必要があります。
食べてもいい炭水化物
低GI値である糖質、炭水化物を選んで摂取するようにしましょう。
玄米、全粒粉のパン、全粒粉のパスタ、さつまいも、そばなどです。
緩やかに血糖値が上がりますし、食物繊維が豊富に含まれているので腹もちもいいです。
なるべく避けたい炭水化物
高GI値である糖質、炭水化物は
白米、白いパン(食パンや菓子パン、クロワッサンなどもNG)、じゃがいも、うどん、お餅、バナナなどです。
もちろんお菓子やケーキ、ジュースなども避けたい食べ物です。
残念ながら一気に血糖値が上がって、インスリンが沢山出て脂肪を蓄えやすくなります。
そして血糖値の乱気流によりまたすぐにお腹がすいて食べたくなります。
高GI値のもの、美味しいものが多いんですけどね。
避けるべきもの
「果糖」は特に注意です。
白いご飯やうどん、お餅などの糖質は高GI値ではあるけれど
あくまでエネルギーとして使われなかった余剰分が
脂肪になるという位置づけですが「果糖」は少し違ってきます。
果物に含まれる果糖なら食べ過ぎなければOKですが
ジュースやお菓子に含まれる果糖(フルクトース)は
エネルギーとして使われず一気に脂肪になるので気をつけてくださいね。
0にする必要はない
せっかくの人生ですから我慢して全く摂取しないのではなく
正しい知識を持って、うまく炭水化物と付き合っていくのをお薦めします。
トレーニング前後は栄養を体に素早く届ける必要があるので
高GI値の糖質をたんぱく質と一緒に取ります。
私はトレーニング後を自分へのご褒美タイムとしています。
原宿瑞穂の豆大福、又はちもとの八雲もちを食べたいが為にトレーニングしているのかも(笑)
逆に事務処理をする日など活動量の少ない日は
低GIの糖質を選んで食べるようにしています。
パーソナルトレーニングを行うことによって
正しい知識を得て食生活に関する意識も高まっていきますよ。
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