74.「代謝を上げるにはどうすればいいの?」という疑問にパーソナルトレーナーがお答えします
こんにちは。
渋谷、自由が丘、世田谷を中心に活動している
50代60代女性専門パーソナルトレーナーの片山ちひろです。
あなたのなりたい引き締まったカラダ、疲れにくいカラダになれるよう指導しております。
雨も降って一気に寒くなった東京です。
手足が冷えると感じられた方も多いかもしれないですね。
免疫を上げるには「代謝を上げなさい」
痩せやすいカラダになるには「代謝を上げなさい」
冷え性改善には「代謝を上げなさい」
と様々な場所で聞く「代謝を上げる」という言葉。
代謝が上がればカラダによさそうというのは何となく分かるけど
どういいの?という疑問にお答えして
今日は代謝についてお話したいと思います。
そもそも「代謝」って何?
わかっているようでわかっていない「代謝」という言葉。
簡単に言うと「エネルギーを消費すること」という意味です。
大きく分けて3つの種類の代謝があり
①基礎代謝=何もしないでじっとしている(寝ているだけでも)消費されるエネルギー
②生活活動代謝=カラダを動かすことで消費されるエネルギー
③食事誘発生熱産生=食事をすると内臓が動いて消費されるエネルギー
だいたい1日の消費エネルギーは ①の基礎代謝が60%、②の生活活動代謝が30%、③食事誘発生熱産生が10%と言われています。
代謝を上げるにはどうすればいいの?
60%を占める基礎代謝を上げるのが一番効率がいいですよね。
基礎代謝を上げるには 筋力を増やす=トレーニングを行うのが一番です。
体内で筋肉は圧倒的にエネルギーを消費するからです。
女性が男性より冷え性の方が多いのは、男性と比べて筋肉が少ないからなんです。
つまり冷え性は基礎代謝が少なく筋肉が少ないというシグナルです。
残念ながら今日トレーニング頑張ったから明日には筋肉がつく、というものではありません。
1年先を見越して、コツコツ続けていただければと思います。
そして、実は③の食事!
ご飯を食べるとカラダがあたたかくなったり、内臓に血液が集まるのを感じますよね?
このように内臓が働くことで毎食エネルギーを消費します。
10%しか占めませんが、毎食の食事も非常に大切になってきます。
というのも、「カラダ引き締めたい」=食べなければ痩せる
と勘違いされている方が今だ多いです。
カラダを引き締めるのは体重でなく筋肉です。
そして、ご飯を食べないと胃酸の分泌や内臓の動きが衰え活動しなくなってしまいます。
食事を抜くのは健康の面からも、代謝の面からも、筋肉の面からも絶対NGです!
そして特に重要なのは「朝食」です。
朝起きてすぐは一番代謝の低い状態ですので
そのタイミングで朝食をとると代謝は一気に上げられます。
是非是非、朝食にたんぱく質豊富なメニューを召し上がって下さいね。
そしてマッサージやエステでは残念ながら基礎代謝は上がりませんので
自分で筋肉をつける、運動をする、しっかりバランスの摂れた食事を食べることで上げていきましょう!